♫ 3月11日大地震

被害の大きさに驚くばかりです。
本当に大変な事がおきてしまいました。
寒い中、被害にあわれた方はいったいどんなに大変でしょう。

自宅周りの状況は
少しも大変な状況ではないし、ニュースにもなりませんが、
揺れましたし怖かったのは確かなので記録しておきたいと思います。

ここ横須賀は円を描くように大きく揺れましたが、
うちの周りでは特に大きな被害はありませんでした。
部屋にかけている額、高いところに置いてあるスピーカーが
がたがた大きく揺れたのと、
PC、花瓶もぐらぐらしていたので床に降ろしました。

9時間ほどの停電と、津波、夜中も何度か余震がありました。

津波は恐ろしかったです。浸水の被害はありませんでしたが
海水の水位が上がるのも見えましたし、近くに海水の流れ込む小さな川があるのですが
その川の水面が、音も無く急に1.7mくらい上がったのです。
あと50cm～1mも上まで上がっていたら浸水していたところでした。
速い流れで水位が上がる、引くを2度大きく繰り返した後収まったのは幸いでした。

地震直後から停電状態になりましたので、
テレビやネットのニュースが全く見られませんでした。
携帯も繋がりにくい状態でした。メールは使え、連絡を取れました。
生まれて初めてこんなにも長い時間の停電を経験しました。
幸い水道とガスは使えたので、食事やトイレや顔を洗う事は大丈夫でした。
寒さはそんなに厳しい日ではありませんでしたが
暖房が使えず、夜になるにつれてとても寒かったです。

明かりは懐中電灯とろうそくを使い、
電池式のラジオを出して地震情報を聞いていました。
道路の信号も止まり、警察の方が長時間交通整理をしていました。
夜中の1時過ぎに電気が復旧したそうですが、
私は何度か目が覚めつつも眠っていました。
翌朝になって初めて壊滅的な被害という状況の映像をニュースで見ました。

眠っているうちに地震が収まっていくのかな。と考えていたのですが
翌日も揺れは何度もありますし、被害の甚大な様子を見て
避難の用意をしました。
水やスニーカー、カイロや替えの下着、一番暖かいコートや手袋。

近所のスーパーは棚に商品がほとんど並んでいませんでした。
言い過ぎかな。そういう印象でしたが、確かに品物は少なかったです。
停電したため、要冷蔵のものは廃棄だそうです。
乾電池やカイロやカップ麺もすぐに売れてしまった様です。
乾電池を購入しようと行ったドラックストアは開店していませんでした。

地震と津波だけでも大変なのに、午後から夜には原発のニュース。
胸の痛くなる気持ちや不安で一日落ち着かずに過ごしました。